Leonardの取材

起業家・社会活動家・政治家・ベンチャー企業等に取材し、その勢いと熱意を発信するブログです!!!

書評兼取材:ジム・ロジャーズ『お金の流れで読む日本と世界の未来』

 注意:この記事は私が最近感じたことを、あまり配慮をせずに書いていく記事となっておりますので、表現等に気を付けますが、「何を言っているか分からない」「同意できない」という方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。

 

投資を始めるということ 

 先日、証券会社に口座を開いた。

 

 株式投資を始めたのである。

 

 投資をするというのは、ある種ギャンブルに身を投じるかのように思われる方もいるかもしれないし、事実私も昔はそう思っていた。

 

 しかし今では、投資は「金を雇って働かせ、新しく金を稼がせること」だと思っている。

 

 資本主義の仕組みをうまく利用するのである。

 

 上手くすれば、資本は資本を再生産してくれる。

 

 これがこの記事の骨である。投資はギャンブルではないのだ。

 

 政府は、寿命が延びる将来に向けて、資産形成の一環として、投資を積極的に勧めているが、私たちのような学生であれば、抵抗がある人も少なくないだろうし、意味を見出すことは容易ではないと思う。

 

 この話をしたとき、友人に「怖くないの?」という趣旨のことを言われたのだが、その言葉が色々上記の事を表しているのではないだろうか。

 

 この記事の内容は主に

  • 私が投資を始めた理由
  • 私が考える投資の意味
  • 書評

の3点である。

 

 おそらく書評は入りきらないので、次回に回すか、そもそも書かないかもしれない。

 

 あくまで私の意見であるので、偏っていると思われると思うし、読者の皆さんの感想の方が正しいのかもしれない。

 

 そしてこの記事は、私が投資を始めて1か月ほどが経過した今、投資によって何を考えたかという取材記事でもある。

 

 なぜ投資を始めたのか

 中学時代に、経済学、特に資本主義の仕組みを理解することが好きだった。

 

 経済原論と名のつく本を使って勉強したり、マルクス資本論に挑戦したりした。(私は共産主義者ではないし、資本論も1冊目の半ばで挫折した。)

 

 資本家は、資本で労働力を集める。

 

 労働力は新しい価値を創出する。

 

 価値のうち、労働者には、労働力を保持するだけの対価が支払われる。

 

 残ったお金が資本家のもとに入る。

 

 資本家は一連の流れで資産を増やした。これによって、お金持ちが持ってお金持ちになった。

 

 こんな流れであったはずだ。簡潔にまとめたかったので抜けは多くてざっくりしすぎていると思うが、私はこの流れで理解している。

 

 資本主義社会では、資本が多いほど、その資本によって多くのお金が手元に入るようになっている。なぜなら、資本家は資本を投資すれば、利益が戻ってくるからだ。

 

 1が1.1になり、1.1は1.21になり...のように

 

 労働者側は、自分の労働力を価値として資本家に売って、その分の金を受け取ることになる。確実にお金は貰えるが、ベースとなるものはあまり変わらない。

 

 私はバイトをしているので、その時間は、自分の能力をお金に換えている。とてもやりがいがあって、素晴らしい仕事だ。個別講師、という職なのだが。

 

 しかし、それと同時に、私のお金は絶えず仕事をしている。

 

 投資したお金は常に刻一刻と変動し、上がったり下がったりする。

 

 お金にお金を稼がせていると、自分では思っている。

 

 もちろん、機関投資家でもないので、大したお金にはならないし、大口をたたけるような立場ではないが、せっかく資本主義というのは、資本が資本を作ってくれるシステムなので、それを利用しない手はないだろう、と思うのである。

 

 ただし残念なのは、資本がマイナスの利益として返ってくることもあるので、その投資のためのリサーチにかかった時間に対して時給マイナス数千円(あるいはもっと)の価値が生み出されることもある。

 

 それでも、うまくすれば指数関数チックに資産が増加するので、悪くない。

 

 

 企業に共感、応援したときの投資

 

 ここまでは長々と「しほんが...どうのこうの...」と書いてきたが、多くの投資家にとって、株というのは価値の変動するものであり、長期的に会社の方針に賛同し、運営に関わったり、応援したりする対象でなくなっていることも事実らしい。

 

 今まで私が書いてきたことは、株を価値の変動する資産としてしか見ておらず、その指摘は甘んじて受け入れるしかない。

 

 それでも私も、ブロックチェーン関連分野には強く期待し、応援の意味も込めて長期投資を始めた。

 

 2030年にわたって成長が期待されるテーマであると、本書に書いてあり、詳しく調べ上げ、今度ブロックチェーン大学というところのセミナーにも参加してくる。

 

 今後の情報社会を引っ張るエースになれるのではと、考えているからだ。(実際にどうであるかの断言はしかねるが。)

 

 この分野全体のポートフォリオがどうなるにせよ、私は大きな期待を胸に、自分の少ない投資額でも、分野全体の発展に繋がればいいと思う。

 

 結論

 うまく投資をするのは自分の仕事であり、その投資先で動き回って、より大きくなって帰ってきてくれる(かもしれない)のが投じた資金。

 

 資本主義のシステムを体現したその流れに惹かれた。

 

 投資の目的が応援であっても、資産形成であっても、きちんとリサーチをしたうえで後悔のない投資をするのであれば、私はやってみる価値があると思う。

 

 

過去記事紹介

 マクドナルドCEO、カサノバ氏の講演的なものに参加し、感じたこと。

leonardo-blog.hatenablog.com

書評第一弾、エゴについて思うこと。

leonardo-blog.hatenablog.com

 

 

Do what you love, love what you do

日本マクドナルドCEO、カサノバ氏のスピーチ

(関連記事第一弾)

 

 

 誰もが知るマクドナルド。私たちが幼少のころから親しみ、私たちのいわば、comfort foodsとなっている。

 

 そんな日本マクドナルドのCEO、サラ・カサノバ氏が私の大学に来て、スピーチ&質疑応答をして頂いた。

 

 カサノバ氏のスピーチは、まさにimpressiveなもので、私にまた新しい視点を与えてくれるものであった。

 

 ”Do what you do, love what you love.”

 

 カサノバ氏のスピーチを締めくくるこの言葉に、私を含め会場の全ての生徒が心を奪われたことは間違いないだろう。

 

カサノバ氏を招いたイベントと偶然の出会い

 クラスの友人と彼の知り合いの外国出身の二人、そして私の4人は、キャンパス内でも「意識が高そうな」建物で英語で話していたのだが、そこに英語教育を担当する先生が来て、当日開催のそのイベントに誘って頂いた。

 

 カサノバ氏のお話が直接聞けるイベントに参加する機会などなかなかあるものではないので、クラスの友人と私は迷わずに参加することを決めた。

 

 数十人の生徒の前で、堂々と力強くスピーチをするカサノバ氏の姿だけでも本当にかっこよかったのだが、スピーチ自体はもっとかっこよかったので、記事とすることにした。

 

 私も友人も、終わった後は感動が冷めやらぬまま割とハイになっていて、いかにスピーチがすごかったかを、LINEで英語でやり取りしていたほどである。

 

常に成長。自身と継続性。機会をつかみ取る。

 カサノバ氏のスピーチは、主に以下の3点についてだった。

  1. 昨日の自分よりもよくなろうと努力する
  2. 自信と継続性を持つ
  3. あらゆるチャンスをつかむ

 

 そして私の、「解決が困難なタスクが同時に多くあるとき、プレッシャーや不安に対してどう対処すればよいか」という趣旨の質問には、

  • 書き出して落ち着いて一つ一つ処理していく

 というアドバイスをくれた(と思う。英語だったので聞き逃しがあるかもしれませんが…)

 

 成し遂げたいことに情熱と継続性をもって取り組み、終わったときに結果に関わらず、やり切ったから悔いはないと自信を持って言えるような生活を送っているだろうかと、深く考えさせられた。

 

 

終わりに

 

 第2回の記事は、カサノバ氏のスピーチから何を感じ取ったのかを書いていきたいと思います(予定)。

 

 

過去記事紹介

 

過去記事を貼り付けておくので、面白そうだと思っていただけたらご一読ください!

第1回の取材記事です!第2回の記事がなかなか出せていないのですが、今週中に出すので許してください... 

leonardo-blog.hatenablog.com

 

書評:エゴを抑える技術を読んで。

現代社会に生きているうちに次第に煽られていく私たちのエゴに一石を投じる本書は、私たちの必携の書となるでしょう(適当)

leonardo-blog.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

書評:ライアン・ホリデイ『エゴを抑える技術』はエゴから我々を救う

 

 エゴイストであるということ】

 

 自分が現在の位置にいるのは、ひとえに「自分が優れた能力を持っているから」「他者とは違うから」と考えて周りを突き放し、ひたすら自分の殻にこもって行動した結果、信頼を失い、自信が行き過ぎて思わぬ失敗をする。

 

 エゴを原動力として突き進む。

 

 ある時は周りからの”過剰な”評価に有頂天になり、ある時は世間からの”過少”(と本人が感じる)評価に理不尽だと頭を悩ませる。

 

 そんな経験をしたことのある人は、全世界的に、少なくないはずだ。

 

 Kindle Unlimitedから読むことのできる、ライアン・ホリデイエゴを抑える技術』。原題は”EGO IS THE ENEMY”、エゴは敵だ、の意である。

 

 情熱に突き動かされ、周りからの評価を受ける中で私たちの中ですくすくと育っていく強烈なエゴに対して、ライアンホリデイは、警告と解決策の提案をしてくれている。

 

 特に、ホリデイは本書で、現代はこれまでと比較しても、特にエゴが掻き立てられやすい時代になっていると警告している。

 

 SNSでは常に自身の最新の行動や活動を発信するようにせかされ、発信の度にインプレッションや「いいね」の数で評価される。

 

 情熱をもち、自身が特別な存在であると確信することや、特別な地位や高い報酬を得ることが推奨されることも多い。

 

 

【EGO IS THE ENEMY】

 

 エゴは敵だ

 

 エゴは往々にして、人間関係をも壊してしまうことがあるという。

 

 大好きだった家族や恋人、友人に対して注いでいた愛情は、自分への評価に対する執着に取って代わられることがあるかもしれない。

 

 謙虚だった人間が、大会で優勝したとたん、大学入試で名門大学に受かった瞬間、何かの賞を取ったその時、急に周囲に対して尊大な態度を取るようになり、変わってしまう。

 

 あるいは、情熱を掲げて自身のを(世間に向けた広告のように)語り続けたことで、理想と現実の乖離に悩まされるかもしれない。

 

 どれほど自分の目標偉大なものであるかを語り続けることで、周囲からは応援を通り越して呆れの眼差しを向けられるようになるかもしれない。

 

 いずれにせよ、気付かぬ間に私たちの心の中で肥大化し続けるエゴには、上手に向き合わなくてはいけない。

 

 エゴがなくならないにせよ、出来る限り表出しないように。自らの利益を第一に考えるのではなく、謙虚に周囲に尽くせるように。

 

 周りからの評価も大事かもしれない。

 

 しかしそれに負けないくらい(あるいはそれ以上に)、自分のやるべきこと、やりたいこと、興味のあることを見つけて取り組み、追及する姿勢を持てることも大事なのでないかと思う。

 

 

 【エゴを力に変えないということ】

 

leonardo-blog.hatenablog.com

 記事で取り上げさせて頂いた栗本拓幸氏は、彼にしかできない発信の価値を追求し、ご自身の興味に従って活動の幅を拡大していらっしゃった。そこに、高い影響力や地位への執着はなく、報酬を求めて活動しているわけでもない。

 

 そんな栗本氏の姿は、私には本当にかっこよく映った。

 

 栗本氏のかっこよさは、記事を眺めて頂ければ少しでも伝えることが出来るかと思うが、とにかく、

  • 自慢せず謙虚
  • 地位を追い求めない
  • 虐げられても怒らない
  • 周囲のために行動できる
  • やるべきことがわかっていて、粛々と行動できる

という生き方をすることで、真に輝く人間に近づけるのではないだろうか。

 

 以上本記事では、ライアンホリデイの主張をそのまま引用したわけでも、忠実に紹介したわけでもない。

 

 ただ単に、私が『エゴを抑える技術』を読んで考えたこと、感じたことを、「社会からの評価を気にせずに」つづっただけの文章なので、ありきたりなつまらないブログだと評価されるかもしれないし、ホリデイの主張と一部食い違いがあるかもしれない。(それは問題があるように思われるが…)

 

 それでも僕にとっては、今後公開されたこの記事を見返したときに、19歳の秋に『エゴを抑える技術』という素晴らしい本を読んで、色々なことを感じたということが残っていれば、それでいい。

 

 

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取材記事はこちら!

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発信者栗本拓幸氏、その活動の原点と原動力

第三回栗本拓幸氏取材記事

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栗本氏

 全国高校生徒会大会の実行委員長や生徒会支援協会の理事として、高校在学時から精力的に活動されていた栗本氏は、現在更に活動の幅を広げ、「知性ある日本」をコンセプトに、Liquitous Corp.設立などを務め、Youtuberや教育系ファシリテーターなど多様な形で発信を続けている。

 1999年生まれ、慶應義塾大学総合政策学部SFC)在学。「知性ある日本」をコンセプトに、統治機構改革、行政におけるテクノロジー活用、若者の社会参画などの分野で研究と実践。NPO法人Rightsをはじめ複数の法人で理事他、液体民主主義の社会実装を進めるLiquitous Corp.設立など。YouTuber、教育系ファシリテーターAO入試のアドバイザーなど。*1

栗本氏のホームページ:

http://hiroyuki-kurimoto.jp/

 

⇓前回、前々回の記事はこちらです!

leonardo-blog.hatenablog.com

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 一週間、間が空いてしまいましたが、栗本拓幸氏取材記事第三弾、今回が最終回となります。

 

 ご自身の活動について、発信に対する考えや、活動を進める際の思いについて伺うことが出来たインタビューは、僕の中で大変心に刻まれましたし、僕がこのブログを運営していくにあたっても大きな励みとなっています。

 

 

 栗本氏の活動について、液体民主主義の社会実装や、教育系ファシリテーター、ホームページによる発信などの活動を、主に「調べる」「深める」「まとめる」「動かす」の四段階で進めていると、第一回の記事では紹介した。

 

 第二回の記事では、発信をするにあたっての栗本氏の考え方、「自分独自の視点で深い情報を発信していく」という部分を取り上げさせて頂いた。

 

 今回は、栗本氏の活動の原点に迫っていきたいと思う。

 

【規範に対する批判的視点】

 

質問)

栗本さんは、どういったきっかけで現在やっていらっしゃるような活動を始めたのですか。

 

栗本氏)

基本的には好きでやっているので、そんなに、すごく大きな志原体験があるという訳ではないけれども、割かし昔から、規範的なものやこれがいいと言われていることに自分なりに抵抗していたなと思う。

 

それこそ小学校も中学受験のときも、中高入ってからも、これが正しいんですよと押し付けられたときに、それを「はいはい」と受けとるのではなくて、「それって本当に正しいの」っていうことを自分なりに考えて、なにかしらのアクションを起こしてきたことは多いかな。

 

何か規範的なものに対する自分なりのモヤモヤがあって、その中でたまたま、国であったり組織であったりというものに関する関心が強かった。

 

最初は、ごっこ遊びだったんだけど、それが中高に入って生徒会に繋がって、その先に若者の政治参加の様々なところが繋がっていった。

 

僕自身の感覚としては、小学校や小学校に入る前に、お国ごっこをしていたときの感覚と今やっている感覚はあまり変わらないんだけれど、自分が手足を動かしたら世の中に対して何かしら発信は出来るし、うまくつながるかもしれないなあということは中学三年生くらいの時に何となく気づいたことであって、それから色々手を動かしてみて、これをやったら次面白いかなとか、次こういうこと学んでみないなということを積み重ねていったら、たまたまここに今の自分がいる。

 

そういう意味では、原動力は何ですかと聞かれれば、自分の感覚的なもので、これ楽しそうだな、これやったら面白そうだなとか、これやってみたいなというところでもあるし、なんでその面白さとか興味関心が生まれるのかといえば、とりあえず世の中が押し付けてくるものが正しいのかなと自分なりの疑問を抱いたり、遠回りでもいいから自分で納得をしたいという考え方だったり、それが原点といえるかな

 

【手足を動かし、公共も枠組み作りに関わり続ける】

 

質問)

今後どのように発展させていくのですか。

 

栗本氏)

それは難しい問題で、いずれ考えなければいけない問題で、いろいろやっていて自分何に向いているかなとか、自分は何をやらなきゃいけないかなということを考えていると、色々見えてくる。

 

結局僕自身は、世の中のいい子というか、スタンダードな方ではなくて、なんだかんだサブスタンダードな方から、自分なりのやり方で攻めるんだろうなと思うんだけれど、だからこそ手足は自由に動くし、縛られるものはないし、幸いにして、そういうことを認めてくれる環境もある。

 

だから、とりあえずは考えながら、色々考えながら、これやったほうがいいな、これをやったらおもしろそうだなということをやっていく。

 

よくグローバル時代で、国家という枠組みが再構築されるのではないかといわれるけれども、僕自身はグローバル化の時代だからこそ、国家の枠組みっていうのがどんどん明確になっていくのではないかと考えている。

 

多分国家の枠組みを越境することは簡単にはなるけれども、境目はなくならない。

 

むしろ境目というのは、超えるのが簡単になればなるほどよりはっきりとしてくるのかなと思っていて、これから国であったり自治体であったり、そういった公共的な枠組みの重要性が再認識される時代が来ると思う。

 

世の中を今までの公共的な枠組み、で維持できるかというとそういう時代ではないと思っていて、多くの人が参加して、みんなが必要だと思うもの、公共税や、公共物をみんなで維持していかなければいけないよねと。

 

それにファシリテータのような役割は、政府とか、地方自治体が担いうるんだけれど、そのときに、ファシリテートをしている場に参加するのは、今までのように官庁とか政治家とかだけではなくて、もちろん政治家や官僚がいてもいいんだけど、民間企業とかがが入っていって、パブリックなものをみんなでつくる時代になると思う。

 

そういう時に、政府や自治体というところが公共的な枠組みを維持するファシリテータになるのであれば、民間などのメインストリームではない感覚が分かる人間が、ルールメイキングや、予算を含むところの中心にいることは重要だろうなと思っている。

 

なので、そっちの方向に行くことになるのかなと、それが自分自身が選挙に出るのか、他の方法で支えることになるのかは分からないけど、その世界に関わり続けることは間違いないと思う。

 

いずれにせよ、端的に言えば、政治の世界に首を突っ込み続ける。そこから離れることはないと思う。

 

企業の利益とか、一人の人生の幸せを越えて、世の中全体のパブリックなものに対するいい悪いを決める法律と予算を決めることが出来ることに関わり続けるんだろうなと思う。

 

 

 以上で、栗本氏のインタビュー内容はすべてである。

 

 お忙しい中、僕のインタビューにお時間を割いてくださり、突っ込んだところまで答えて下さったことには感謝してもしきれません。

 

 今後は、

 の記事を順次更新していく予定である。

 

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*1:栗本氏のホームページより

「自分にしかできない発信を」『知性ある日本』を目指す発信者、栗本拓幸氏

第二回:栗本拓幸氏取材記事

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栗本氏

 全国高校生徒会大会の実行委員長や生徒会支援協会の理事として、高校在学時から精力的に活動されていた栗本氏は、現在更に活動の幅を広げ、「知性ある日本」をコンセプトに、Liquitous Corp.設立などを務め、Youtuberや教育系ファシリテーターなど多様な形で発信を続けている。

 1999年生まれ、慶應義塾大学総合政策学部SFC)在学。「知性ある日本」をコンセプトに、統治機構改革、行政におけるテクノロジー活用、若者の社会参画などの分野で研究と実践。NPO法人Rightsをはじめ複数の法人で理事他、液体民主主義の社会実装を進めるLiquitous Corp.設立など。YouTuber、教育系ファシリテーターAO入試のアドバイザーなど。*1

栗本氏のホームページ:

http://hiroyuki-kurimoto.jp/

 

 栗本氏の記事は二回に分けてお届けする予定でしたが、三回分に分けることに致しましたことをお断りさせて頂きます。

 

 

 栗本氏の活動について、液体民主主義の社会実装や、教育系ファシリテーター、ホームページによる発信などの活動を、主に「調べる」「深める」「まとめる」「動かす」の四段階で進めていると、前回の記事では紹介した。

 

 自身の活動が大きく四段階に分けられるとおっしゃっていた栗本氏に、活動を始めた原動力や今後の展望を聞いた。

leonardo-blog.hatenablog.com

 

質問)

では、(ご自身の活動を進める際には、)そういった(四段階の)実現フローのようなものを意識していらっしゃるということでしょうか。

 

栗本氏)

フローというか、これは後から恣意的にまとめているから、そんなに崇高な理念がありますとか、意識が高いわけではないのだけれど、このフローに近いものじゃないと、何か動かすとか、発信し続けることが難しいと思う。

 

ものすごい確固たる自分なりの哲学というか、行動原理文字化されているわけではなくて、基本的には自分の中で、面白そうだなとか、楽しそうだなとか、声かけてもらったからやってみようかなとか、感覚的なところに基づいてやっている。

 

 

【発信しやすい時代。だからこそユニークネスを】

 

栗本氏)

それこそものすごい発信をしやすい時代になっていて、YouTube上にもユーチューバーは一杯いるし、ブロガーだっていっぱいいるし、Twitter上にも発信している人は五万といる中で、自分なりの価値はどこにあるんだろうなと考えている。

 

その時に、薄っぺらかったり、あるいは内容の詰まっていなかったりすることは誰でもいえるけど、そこに自分なりの視点であったり、自分なりの考えであったりを介在させることが出来れば、その発信というのは自分にしか発信しえないユニークなものになると。

 

そのユニークなものが社会的な評価を得るかというのは別問題として、どこかの誰かがすでに発信した内容を発信しても仕方がないので、いい意味でユニークなものを出していくためにはさっき言ったフローというのはなければ難しい。

 

(その中で、)やっぱりこういうフローを、最近は意識するようになってきたところではあるかな。

 

【受信者の人数ではなく、自身の軸やバックグラウンドを意識して】

 

質問)

僕もメディアとかを始めて発信をしたいなと思うにあたって、閲覧数が、例えば10にすらいかないのではないか考えたりとか、YouTubeでも登録者数が10人とか100人とかというのは少ないとみなされたりということを考えたりしてしまいます。

 

それでも意外と、10人の人にでも自分の意見を発信できれば、それだけでも大きいのではないかなと考えているのですが、どうでしょうか。

 

栗本氏)

僕は、それは間違いないと思っていて、例えばYouTubeでも、登録者数が数100万人とか、何万人というのはざらにいるから、10人、100人とかっていうと、ものすごい小さい数字に捉えがちなんだけれど、僕自身は全くそんなことはないと思っている。

 

それこそ10人でも、実際に集まってみれば、それなりの会議室が埋まるくらいの人数だし、100人というのはそれなりの講義室が埋まるくらいで、1000人は基本的に現実世界ではありえない。

 

そういう意味では、一人一人の顔をイメージしながら、小さい数字でも発信をしていく意味があると思っているんだけれど、一人だからいいやとか10人だからいいやという話ではなくて、相手が何人であっても、自分の伝えたいことは何なのかってところを意識しながらやることは大事かな。

 

何かしらのであったり、バックグラウンドがあって発信するのと、全くそういうのがなくて発信するのでは、受け手からすれば印象は全く異なるものになると思う。

 

なので、受け手がどうであっても、自分なりの軸や、コンセプト、さらに具体的に言うのであれば自分が何を言いたいのかということは意識しながらやればいいものが出来るのではないかなと思う。

 

【情報が瞬時に伝わるからこそ、深さ逆張り

 

栗本氏)

色々な情報やあるいは報道というのが瞬時に伝わる今だからこそ、特定の事象について長い時間をかけてかみ砕き、ものすごい平凡な日常の中に何かを見出してそれについて考えてみることも重要かなと。

 

情報がすごく早く伝わることに関して、一切優位性はないから、であれば逆張りをして、深さ自分なりの視点に重きを置くというのはあってもいいかなと思う。

 

 

第二回の取材パートでは、ユニークネスを追い求め、自分なりの価値を付与した深さにこだわった発信をし続ける。そんな栗本氏の活動の姿を垣間見ることが出来た。

 

次回は栗本氏取材記事の最終回です。

 

今後の活動の展望や、原動力等を伺いました!お楽しみに!

 

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leonardの自己紹介は以下のリンクから!

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*1:栗本氏のホームページより

Leonardの取材 自己紹介

こんにちは。そして初めまして!

 

Leonardといいます。

 

(本当はこれは)初回の記事(になるはずだった)ですから、このブログの方向について軽く触れたいと思います。

 

このブログでは、

  • 起業家や社会運動家、活動家、政治家の方々に取材した内容をまとめる

ことをメインに執筆を進めていきたいと思います。

 

伺ったお話を元に、感じたことや考えたことを言語化してまとめることで、自分が将来熱意をもって続けられるフィールド活動を見つける一助としたいと思います。

 

そのため取材の際は、

  1. 現在のミッションを掲げたきっかけ
  2. 活動のビジョン
  3. 原動力モチベーション

といった内容をメインに伺いたいと思っています。

 

さきほど取材した内容をすでにあげてしまっていますが、初回のインタビュー記事のように、取材内容を開示しつつそれについて考えたことを少しずつですが書いていくということにします。

 

最後に、Leonardの自己紹介をして終わりにします。

  • ミドルネームがLeonard
  • サッカーが人生なのでそっちの内容を書き始めるかもしれませんがはじめは自粛します
  • 東京大学在学中

 

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