Leonardの取材

起業家・社会活動家・政治家・ベンチャー企業等に取材し、その勢いと熱意を発信するブログです!!!

書評兼取材:ジム・ロジャーズ『お金の流れで読む日本と世界の未来』

 注意:この記事は私が最近感じたことを、あまり配慮をせずに書いていく記事となっておりますので、表現等に気を付けますが、「何を言っているか分からない」「同意できない」という方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。

 

投資を始めるということ 

 先日、証券会社に口座を開いた。

 

 株式投資を始めたのである。

 

 投資をするというのは、ある種ギャンブルに身を投じるかのように思われる方もいるかもしれないし、事実私も昔はそう思っていた。

 

 しかし今では、投資は「金を雇って働かせ、新しく金を稼がせること」だと思っている。

 

 資本主義の仕組みをうまく利用するのである。

 

 上手くすれば、資本は資本を再生産してくれる。

 

 これがこの記事の骨である。投資はギャンブルではないのだ。

 

 政府は、寿命が延びる将来に向けて、資産形成の一環として、投資を積極的に勧めているが、私たちのような学生であれば、抵抗がある人も少なくないだろうし、意味を見出すことは容易ではないと思う。

 

 この話をしたとき、友人に「怖くないの?」という趣旨のことを言われたのだが、その言葉が色々上記の事を表しているのではないだろうか。

 

 この記事の内容は主に

  • 私が投資を始めた理由
  • 私が考える投資の意味
  • 書評

の3点である。

 

 おそらく書評は入りきらないので、次回に回すか、そもそも書かないかもしれない。

 

 あくまで私の意見であるので、偏っていると思われると思うし、読者の皆さんの感想の方が正しいのかもしれない。

 

 そしてこの記事は、私が投資を始めて1か月ほどが経過した今、投資によって何を考えたかという取材記事でもある。

 

 なぜ投資を始めたのか

 中学時代に、経済学、特に資本主義の仕組みを理解することが好きだった。

 

 経済原論と名のつく本を使って勉強したり、マルクス資本論に挑戦したりした。(私は共産主義者ではないし、資本論も1冊目の半ばで挫折した。)

 

 資本家は、資本で労働力を集める。

 

 労働力は新しい価値を創出する。

 

 価値のうち、労働者には、労働力を保持するだけの対価が支払われる。

 

 残ったお金が資本家のもとに入る。

 

 資本家は一連の流れで資産を増やした。これによって、お金持ちが持ってお金持ちになった。

 

 こんな流れであったはずだ。簡潔にまとめたかったので抜けは多くてざっくりしすぎていると思うが、私はこの流れで理解している。

 

 資本主義社会では、資本が多いほど、その資本によって多くのお金が手元に入るようになっている。なぜなら、資本家は資本を投資すれば、利益が戻ってくるからだ。

 

 1が1.1になり、1.1は1.21になり...のように

 

 労働者側は、自分の労働力を価値として資本家に売って、その分の金を受け取ることになる。確実にお金は貰えるが、ベースとなるものはあまり変わらない。

 

 私はバイトをしているので、その時間は、自分の能力をお金に換えている。とてもやりがいがあって、素晴らしい仕事だ。個別講師、という職なのだが。

 

 しかし、それと同時に、私のお金は絶えず仕事をしている。

 

 投資したお金は常に刻一刻と変動し、上がったり下がったりする。

 

 お金にお金を稼がせていると、自分では思っている。

 

 もちろん、機関投資家でもないので、大したお金にはならないし、大口をたたけるような立場ではないが、せっかく資本主義というのは、資本が資本を作ってくれるシステムなので、それを利用しない手はないだろう、と思うのである。

 

 ただし残念なのは、資本がマイナスの利益として返ってくることもあるので、その投資のためのリサーチにかかった時間に対して時給マイナス数千円(あるいはもっと)の価値が生み出されることもある。

 

 それでも、うまくすれば指数関数チックに資産が増加するので、悪くない。

 

 

 企業に共感、応援したときの投資

 

 ここまでは長々と「しほんが...どうのこうの...」と書いてきたが、多くの投資家にとって、株というのは価値の変動するものであり、長期的に会社の方針に賛同し、運営に関わったり、応援したりする対象でなくなっていることも事実らしい。

 

 今まで私が書いてきたことは、株を価値の変動する資産としてしか見ておらず、その指摘は甘んじて受け入れるしかない。

 

 それでも私も、ブロックチェーン関連分野には強く期待し、応援の意味も込めて長期投資を始めた。

 

 2030年にわたって成長が期待されるテーマであると、本書に書いてあり、詳しく調べ上げ、今度ブロックチェーン大学というところのセミナーにも参加してくる。

 

 今後の情報社会を引っ張るエースになれるのではと、考えているからだ。(実際にどうであるかの断言はしかねるが。)

 

 この分野全体のポートフォリオがどうなるにせよ、私は大きな期待を胸に、自分の少ない投資額でも、分野全体の発展に繋がればいいと思う。

 

 結論

 うまく投資をするのは自分の仕事であり、その投資先で動き回って、より大きくなって帰ってきてくれる(かもしれない)のが投じた資金。

 

 資本主義のシステムを体現したその流れに惹かれた。

 

 投資の目的が応援であっても、資産形成であっても、きちんとリサーチをしたうえで後悔のない投資をするのであれば、私はやってみる価値があると思う。

 

 

過去記事紹介

 マクドナルドCEO、カサノバ氏の講演的なものに参加し、感じたこと。

leonardo-blog.hatenablog.com

書評第一弾、エゴについて思うこと。

leonardo-blog.hatenablog.com